木彫りの仏像を大切に保管するために。仏像の掃除方法や手入れ・メンテナンスについて紹介します。
お盆やお正月になるとご先祖さまの為に仏壇や仏像を綺麗にしたいと思います。その際に仏壇の中の仏像をどうやって綺麗にすれば良いか分からないという相談を聞きます。
特にこんな光背が付いているとこわくて触れないですよね。
1、仏像の手入れ、掃除方法
2、仏像のメンテナンス
の順で説明していきます。
用意するもの
・手袋
・綺麗なタオル
・柔らかい筆 (100円均一のもで良い)
仏像の掃除や手入れ方法
・ホコリが溜まってきた場合は、濡れ拭きではなく柔らかい筆で軽くホコリを払って下さい。(カビやシミの原因になります)
小さい仏像の場合は小さい筆で払うのが良いです。
仏像のメンテナンス
仏像の保管管理場所
・湿度が上がりやすい場所、直射日光の当たる場所、ストーブやエアコン等の近くなどはお避けください。これらの場所に長期間置かれますと、劣化ヒビなどが起こることがあります。
・破損がないか確認してみる
大まかに破損の多い内容をまとめました。時間のある方はチェックしてみると良いです。
□ 台座がぐらぐらしていないか。その場合は台座の一部が破損している場合があります。
□ 光背・台座の部品が折れていないか。
□仏像の腕や手がはずれていないか。
古い仏像の場合は、嵌め込み式で手や台座が付いている場合がありますので、その際は嵌め込んで直せる場合が多いです。
仏像の手の向きや角度は、真っ直ぐではなく微妙な角度がありますので詳しくない方は瞬間接着剤でくっつけることはお勧めしません。
まとめ