2016年
6月
05日
日
木彫りの不動明王像 完成
ついに札幌に納める木彫りの不動明王像が納まりました。今回は檜の中でも最高級な木曽檜を使用してお寺様のオリジナル仏像を迎える事が出来ました。
今回はありがたい事に、真言宗のお寺様の本尊になりました。 札幌の惠弘寺様です。
2013年
12月
14日
土
木彫りの不動明王 完成 仏師 坂上俊陽
木彫りの不動明王像が完成しました。今回のお客様は愛媛の方でなるべくきつめの睨みをきかせた感じにして欲しいという話しで進めていきました。
不動明王は何種類かあり、その中でも。今回は一般的なタイプで目が上と下を見ているもので牙も上下の憤怒の相の不動明王像です。これが木彫りで迎えた不動明王です。
そして光背はカルラ炎が取り巻く様に!完成!
2013年
12月
11日
水
不動明王の顔 仏師 坂上俊陽
木彫りの不動明王の顔が完成しました。
不動明王は一般的には右目と左目が違うのです。
こうして見るとこわい仏像だと思われますが、実はその顔は実は慈悲の表れであり、世の中の悩みと厄災を断ち、悪事を無くす為に、右手に剣もちます。
その剣は悪を断ち切り、左手にもつ縄は煩悩を縛るという意味だそうです。
火焔光背は迷いを焼き尽くすことを表しています。 不動明王は深い慈悲をもち本当の幸せを守る明王です。
その為、不動明王はお不動さんと親しまれ現在に至っても信仰されている仏像です。不動明王は怨敵調伏、必勝祈願、出世、商売繁盛などのご利益で祀られていますが、昔からいろんな形で親しまれている仏像なのです
2013年
12月
10日
火
木彫りのお不動さん 仏師 坂上俊陽
木彫りの不動明王も後は目を入れるだけになります。今はこんな感じです
ここから目を入れると一気に不動明王の表情が出てきます!
筆で目を入れて行きます。
2013年
12月
09日
月
不動明王像 販売 仏師 坂上俊陽
次は不動明王に縄を持たせます。この縄には意味があります。 左手にもつこの縄を羂索(けんじゃく)と言います。悪を縛り上げ、また煩悩から抜け出せない人々を縛り吊り上げてでも救い出すための投げ縄のようなものなのです。
煩悩を抱える最も救い難い衆生をも力ずくで救うために、忿怒の姿をしているのが不動明なのです
2013年
12月
06日
金
木彫りの不動明王
木彫りの不動明王の完成が見えてきました。
髪の毛の渦を彫って行きます。
先ずは中心の位置を決め左右対称に◯をつけて行きます。これが髪の渦になります。
仏師が彫る木彫りの不動明王は木の中に像がいてその像を木から出していくんです。
だから私は彫るというより木から出して上げるという表現をつかいます。
完成が近くなるにつれて皆さんに感謝という思いがひしひしと感じます。
これからもよろしくおねがいします。
2013年
12月
03日
火
不動明王の購入 仏師 坂上俊陽
本体の像も完成に近くなり、顔もだいぶ出来ました。忿怒の相。
この仕事の中で一番問い合わせの多い仏像で、来年にも予約が入っています。ありがたい事です。感謝します
私はお客様だけの仏様を迎えたいので完全受注で仏様を木から出していきます。
そんな気持ちに賛同してくれるお客様と一緒に迎えています。
2013年
12月
01日
日
木彫りの不動明王像 仏師 坂上俊陽
不動明王の衣を出していきます。
木の上に衣の線を書いてその上を彫って行くだけでは衣になりません。
どのように飜っていてどのような流れか。この上にこの衣があって等。
一連の流れをイメージして彫ると良いです
仏像彫刻は時間がかかるので根気よくすることが大事です。そうすれば素敵な仏様が出て来てくれます。
2013年
11月
30日
土
不動明王 販売 仏師 坂上俊陽
次は不動明王の本体を綺麗にして行きます。
木材は目の細かい木曽ヒノキですが、不動明王は荒々しいタッチで恐さを強調させます。
荒彫りでだいぶ形が出て来た不動明王
ここから、仕上げのみで顔の表情を出していきます!
お客様の求める仏像を手彫りで出していきます。
2013年
11月
29日
金
不動明王像 仏師 坂上俊陽
木彫りの不動明王の更新になります。
表札も終わりこれからは不動明王の更新 不動明王は火焔の光背です。
これは二十八部衆の一人!迦楼羅(カルラ)王がふいた炎です。ですから、不動明王の火焔光背には必ず、かるら王のくちばしがあるんです。
上の方にくちばしがあるのが分かりましたか?さあ、頑張って彫ります!
2013年
11月
20日
水
不動明王の顔 仏師 坂上俊陽
今年から、アシスタントを雇っているので、今日は年末調整説明会へ!金沢は、雷、あられのひどい天気です。なんとか到着して一番前のど真ん中にすわってみましたw
帰って来てから不動明王の顔を出していきます