14日 12月 2013
木彫りの不動明王像が完成しました。今回のお客様は愛媛の方でなるべくきつめの睨みをきかせた感じにして欲しいという話しで進めていきました。 不動明王は何種類かあり、その中でも。今回は一般的なタイプで目が上と下を見ているもので牙も上下の憤怒の相の不動明王像です。これが木彫りで迎えた不動明王です。
11日 12月 2013
木彫りの不動明王の顔が完成しました。 不動明王は一般的には右目と左目が違うのです。 こうして見るとこわい仏像だと思われますが、実はその顔は実は慈悲の表れであり、世の中の悩みと厄災を断ち、悪事を無くす為に、右手に剣もちます。 その剣は悪を断ち切り、左手にもつ縄は煩悩を縛るという意味だそうです。...
09日 12月 2013
次は不動明王に縄を持たせます。この縄には意味があります。 左手にもつこの縄を羂索(けんじゃく)と言います。悪を縛り上げ、また煩悩から抜け出せない人々を縛り吊り上げてでも救い出すための投げ縄のようなものなのです。 煩悩を抱える最も救い難い衆生をも力ずくで救うために、忿怒の姿をしているのが不動明なのです