仏師の手彫りわらべ地蔵

 

この度、木彫りのわらべ地蔵のご依頼をいただきました。

一体一体に心を込め見る人の心が安らぎ、優しく癒されるようなわらべ地蔵を彫り出したいと思います。

木の中から生まれる穏やかな表情と温かみが皆様の日々に寄り添えますように。

 

手彫りの仏像は、何世代にもわたって受け継がれてきた技術や文化を反映しています。

その彫刻は、仏師が長年の修行と経験を重ねて得た技術になります。私も20年の経験を積んでいます。

 

300本以上の鑿と彫刻刀
20年経つと色も変わってきます。大きい仏像も小さい仏像もこちらの道具を使用します。

 

仏像の木材選びには、木目の繊細な美しさを持つ「木曽檜」を用います。
木曽檜は普通の檜とは一線を画す存在です。その特徴は、優れた色合いと滑らかな質感、そして細やかで美しい木目。どの部分が表情にふさわしいかを見極めます。この段階で、わらべ地蔵の温かい微笑みが生まれる基礎が決まります
 
木彫りのお地蔵様

 

木曽檜の木材に図案を描く

 

木に直接、わらべ地蔵を描いていきます。この線によって、わらべ地蔵の柔らかな表情や、純粋な姿がここで形を持ち始めます。

 

 

荒彫り

 

 

 

鋸や鑿を使い、大まかな形を削り出します。ここでは大胆な動きが必要ですが、それでも慎重さを欠かしません。木屑が舞い、地蔵の姿が少しずつ現れる瞬間は魅力があります。

過去のわらべ地蔵の制作動画はこちら → 水子供養のわらべ地蔵

 

細部の彫刻
次に、細部を仕上げる工程へ。
仏師は小さな彫刻刀を使い、わらべ地蔵の柔らかな微笑みや、手のしぐさを丁寧に彫り込んでいきます。手仕事には、まるで子供をそっと抱きしめるような優しさを抱きます。

 

私の子供がちょうどよい体型ですので参考にしました。

 

完成です。
「木の中から命を引き出すように生まれた、唯一無二の手彫り仏像。この温かみと丁寧な職人技を、ぜひお手元でお楽しみください。
現在、オーダーメイドやご購入をご希望の方はお気軽にお問い合わせください。お客様のご要望に合わせた特別な一体を、心を込めておつくりいたします。」