日本の仏師によるオーダーメイド彫刻:あなただけの繊細な木彫り龍を提供します

仏師が伝統技術で生み出す唯一無二の木彫り龍の紹介です。
年間わずか2体しか制作できないこのオーダーメイド木彫り龍は限られたお客様だけが手に出来る特別な作品です。
木彫りの龍 職人

 

今回のブログでは仏師がどのように木から彫り出すのか、そのプロセスを説明をしたいと思います。

 

そして最後に制作工程を納めた特別な動画おご用意しました。どうぞ最後までご覧下さい。

 

・龍のシンボルと魅力
 龍は力、知恵、そして守護を象徴する存在です。その動きや力強さを表現した彫刻は、単なる装飾品ではなく、人々に力を与えるものとして認識されています。
実は仏像の中にも龍を伴うデザインがあり、象徴的な存在感が多くの人々に親しまれています。過去には難陀龍王(YouTube動画)を手がけた実績もあります。
ご利益としては繁栄と成功、家の守護、人間関係の調和などがあるので経営者様からのご依頼も多いです。
 

 

「複雑な美しさに挑む、木曽檜の龍彫刻」

 

今回の彫刻の最大の魅力は、何と言ってもその複雑なポーズにあります。絡み合うようなデザインは一歩間違えれば木が折れてしまうほど繊細でありながらも、その中に力強さと優美さを宿しています。そのため、強度を考慮しながら、ひとつひとつの手順を慎重に進めていきます。  強度やバランスを確かめる為に一度、粘土で原型を作りました。龍の原型ブログ

 

 

使用する木材には、高品質で知られる木曽檜を使用。日本の伝統的な木彫り技術を駆使し、木のぬくもりを活かした彫刻が完成します。

 

 

「これが私の手仕事を支える道具たち」

 

彫刻の工程で活躍するこれらの道具は、それぞれ用途に応じて使い分けます。

これだけ揃っていても、時には足りない刃物が出てくることもあります。そんな時は、鍛冶屋さんに相談して特別に専用の刃物を作っていただいています。  

 

道具へのこだわりは、作品をさらに美しく仕上げるための大切なプロセスの一つ。選び抜いた道具と新たに作られる刃物が、彫刻の世界を広げてくれます。  

 

 

 

最初の工程では、木材をノコギリで一つ一つ丁寧にブロックごとに切り落としていきます。この段階では、素材そのものの特性を見極めながら、後の作業に最適な形を整えるのがポイントです。

 


次に行うのは荒彫りの作業。このプロセスで木材に大まかな龍の形を彫り出します。ここから徐々に龍の輪郭が浮かび上がり、木材がただの素材から芸術へと変わっていく瞬間です。

 

 

荒彫りの途中

 

「龍の姿が現れ始め、細部の調整段階へ」
全体の大まかな形が完成し、いよいよ作品がその姿を現し始めました。ここからは、全体を丁寧に整える作業に移ります。一つひとつのラインを美しく仕上げながら、龍の存在感を引き立てていきます。  

 

 

そして、龍の鱗や細部に至るまで丹念に彫刻を進め、生命感あふれる仕上がりを目指します。細部に込められた緻密な技術が、作品全体を際立たせる瞬間です。

 


ついに完成!世界に一つだけのオーダーメイド龍の木彫り」
仏師の手によって生み出された、お客様だけの特別な龍がついに完成しました。  
細部まで丁寧に仕上げました。力強さと優美さの調和をイメージした唯一無二の作品です。  

 

「木の塊から龍を彫り出す 仏師の手で形になっていく様子を解説した動画をYouTubeにアップしました!  

本職の手捌きをぜひご覧ください。  

 

 

限定制作のため、予約枠には限りがございます。ぜひお気軽にお問い合わせください!  

あなたの理想を形にするお手伝いを心よりお待ちしております。

 

<工房 仏師 坂上俊陽>

〒921-8021

石川県金沢市御影町5−26

電話076−207−4672

toshiharu.sakagami@gmail.com