不動明王の顔 仏師 坂上俊陽

木彫りの不動明王の顔が完成しました。

不動明王は一般的には右目と左目が違うのです。

 

こうして見るとこわい仏像だと思われますが、実はその顔は実は慈悲の表れであり、世の中の悩みと厄災を断ち、悪事を無くす為に、右手に剣もちます。

その剣は悪を断ち切り、左手にもつ縄は煩悩を縛るという意味だそうです。

 

火焔光背は迷いを焼き尽くすことを表しています。 不動明王は深い慈悲をもち本当の幸せを守る明王です。

 

 

その為、不動明王はお不動さんと親しまれ現在に至っても信仰されている仏像です。不動明王は怨敵調伏、必勝祈願、出世、商売繁盛などのご利益で祀られていますが、昔からいろんな形で親しまれている仏像なのです

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コメント: 2
  • #1

    沖山 しのぶ (木曜日, 12 12月 2013)

    こんなに詳しく教えていたたけるなんて、ありがたいです。ありがとうございますm(_ _)m

  • #2

    坂上 (木曜日, 12 12月 2013 19:14)

    いえいえ、Facebookではお世話になってます これからも宜しくお願いします